とうとう私のところにも来ちゃいましたぁ(≧∞≦) 。
今日 仕事が休みで久しぶりに何も予定が入ってなかったので家でノンビリしていたところ電話が。
電話の主「あのさ~、佐藤ってヤツからボクのところに電話なかった?」
私、その声があまりにも甥の声に似ていたものだから「ヒロちゃん?あらやだ!ここは
K子おばちゃんの家よ。間違えたんでしょ。」
電話の主「あれ?うん、じゃまた」
30分ほどしてまた電話。
「K子おばちゃん?あのさ~、会社でちょっと困ったことになっちゃったんだよ。サイドビジネスで浄水器の仕事してるんだけど、大量の注文でローン会社に立て替えしちゃって 監査が入って埋め合わせをしなきゃならないんだ。」
(そんなような内容だった)
私「で、お母さんに連絡取れたの?」
電話の主「ウン、それが取れないんだよね。それに家の人には内緒にしてもらいたいんだ。
絶対ここだけの話にしてもらいたいんだ。k子おばちゃん、立て替えてもらえるかなぁ」
私 「わかった。で、いくら振り込めばいいの?」
電話の主「全部で185万。二時までに何とかしたいんだよ。」
私 「ウーン、なんとかするわ」 私、ここでちょっとあれ?って思い始める。
電話の主「じゃあ、振込先はまた知らせるよ」
ここで私、スカートに履き替え、出かける準備を始めたけれど二時半にジムに行きたい気持ちもあったし、姉になんで連絡とれないんだろう?と心配になって姉の携帯に電話。
折りよくすぐに姉は出、詳細を話したら「アラ!ヒロがそんな事するわけないわよ。」
私「でもねー、内緒だって言うから一応知らせるけれど、ヒロちゃんには黙っててね。」
姉「それじゃ、また電話があったら本人かどうか確認しなさいね。」
そうこうしているうちにまた電話。
電話の主「じゃ、振込先知らせるね。」
私 「あなた、本当にヒロちゃん?」
電話の主「そうだよ」
私 「それじゃ自分の家の電話番号言ってごらんなさい?」
電話の主「エッ?」
そんなやり取りをしているうちにプツン!と電話は切れてしまいました。
すぐさま姉に電話。
姉 「ホラネ?ヒロじゃないでしょう?あなた、自分からヒロちゃんね?k子おばちゃんよ。っ
て相手に知らせたじゃないの。」
そういえば電話の主は何も名乗らなかったっけ。
まさに相手の思うツボ!
敵はこういう手口なのね~
(オイオイ、感心している暇があるのかぁ、私。)
でもね、本当に上手いんです。っていうか心理的に「思い込み」っていうのかなぁ、そうさせる話の持って行きかたなんですよね。
それに「おばちゃんしか頼れなくて、、、とか急いでいるから。なんて言われれば「ヨッシャア!何とか甥っ子の力になろうじゃないの」なんて思っちゃったり、また「時間がない」なんて言われれば 考えている余裕なんてありません。
でも、すぐに姉と連絡が取れて、未然に防ぐことが出来、ホッとしました。
これからは電話を取って「ハイ、○○です。」と名乗らないことにします。
ところで皆さんは電話に出るとき名乗っていらっしゃいますか?
名乗らないと失礼かな?って思ってましたが
世の中の悪いヤツラには「ここの家は○○っていう名前なんだ」って思われちゃって悪用されるかもしれません。
皆さん、くれぐれもご注意を!